hamayan9の日記

理想の自分になるために

浜田省吾 『二人の夏』考察

誰にも邪魔されない、二人だけの時間
あるのは蒼く沈んだ時と波風

「二十歳の夢の断片」
断片と書いてカケラ
と詩の中では表現されている

写真に残しているわけじゃない過ぎた出来事
何をしていたかなんてカケラでしかでてこない
きっと大事なことも見過ごしてきたんだろう

著者は浮かび上がる光景を感じている

最近思う 少しでも自分が何を残したか
書きおきたいと

詩の中の女性は「うつむいて肩をふるわせた」
「月は君の瞳の中で小舟のように揺れてた」
決して、二人の関係は順調ではなく見えるし
「二人肩寄せ歩く」良いときもあった

その人のもつ思い出は、端から見たとき
悪いものに見えても、その人の歩んできた道を
否定することはできない
今を幸せにいけたらそれもいい

「いつの日にか この浜辺 想い出す日が来る」
時は短く止まらない
だからこそ私は、今目の前に映ることを
大切に 書き記していきたい