浜田省吾 『初夏の頃』について想う
少年時代のことを歌ったものかと思いましたが、
これはもっと幼い頃頃の記憶
物悲しい感じが随所にします。
純粋な時にあって、その時で止まったのが 「最後の世界」
かくれんぼしても過ごしていける
と言った気持ちは
大人の世界では普通通じない、
それが「甘い憂鬱」に表れている
メッセージが強いと感じるポイントは
「行ってしまうよ 行ってしまうよ
僕が泣き出さないように
君の腕の中に強く抱きしめておくれ」
ここは幼少期の記憶がかなり出ている
しかし対象は母親ではなく君
埋められなかった気持ちを君に託しているように感じます。
🖋️私も保育園に通ってた頃、母親が遅くまで
仕事していて、父親が車で迎えに来てくれるのを待っていた
迎えに行けないときは代わりに知人のおばさんに連れられおばさんの家で時間を過ごす
それが、「ひとりぼっち」に重なる
もう遠い過去の薄れてしまいそうな記憶を
初夏の匂いだけが彼を
いざなってくれているようです。